トロフィー(および実績)システムについて

この内容は、Xbox360のときに書くつもりだったのだが、タイミングを逸してしまっていた。今書かないと書く機会がなくなる様な気がするので、書いておく。

PS3のシステムソフトウェアVer 2.40からトロフィーシステムなるものが導入される。ようするにこれは360の実績システムのパクリである(らしい)。トロフィーシステムは実績システムとは異なる部分もあるかもしれないが、ほぼ同じものだととりあえず思っておく。
その実績システムを簡単に説明すると、ゲームのやりこみ度を評価する仕組みである。ゲーマースコアというものがあり、パッケージゲームは1000点満点(たしか、最大値なので低く設定するのはパブリッシャーの自由)。ロストオデッセイではディスクを1つクリアする毎に125点入った。ほかにも特定のボスを倒したりすると、「○×征伐」とか言う感じに10〜30点ほど入った。これらの条件を達成すると、直ちに360のシステム(OS的なもの)に通知され、「××ロック解除」と言う風にポップアップが出る。(このポップアップは抑制できたと思う。)Xbox Liveに接続していれば、取得時刻も記録される。この仕組みの利点は次のようなものだろう。

  • ネット上で会ったプレイヤー同士が、互いにゲームの進行状態を知ることができ、ネタバレ的なことを防げる。(つまり、こいつはロストオデッセイクリア済みだから、エンディングの話をして問題ないなと分かる。)
  • ゲーマースコアでゲーマー度合いが分かる。
  • 実績を探すこと自体が遊びになる。(タイトル毎に実績の数は調べられるが、条件は不明なものも多い)
  • セーブデータ以外の自分の記録であり、証拠ともなる。

実際、この仕組みはゲーマーとしてはおもしろいと思う。しかし、私は問題があるように思う。

この仕組みのもう一つの側面はその「脅迫性」にある。ロストオデッセイはクリアだけでは500から600ぐらい。
実績システムではいやらしいことに、分母まで表示される。私は3タイトル+ミニゲームを起動しているため、分母が3200ちょっとになっている。分子は1000弱だ。ゲーマーに新たなイライラ要因を加えているように思えてならない。

ライトゲーマーは気にしないだろうし、ヘビーゲーマーはいくらイライラさせても、ゲームをやめたりしないから問題ないのでは?と思う方もいるかもしれない。後半は多くの場合正しいだろう。実際、私は実績を気にしないことにした。しかし、前半はどうだろうか。日本に置いては限定的なタイトルだけに凝って遊ぶ人が多い。その人たちがスコア分母を増やすのを避けるために、他のタイトルからより離れる遠因になるような気がする。

とりあえず、実績システムにゲーマースコアという数値要素がなければ、脅迫性はかなり減るとおもう。

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